話題の映画「いのちの食べかた」を観てきました。
野菜や魚、鳥、豚そして牛の作り方・・・・つまり食材たちがどのようにして出来ているかというドキュメンタリ映画です。

映画自体はあまり押し付けがましい主張はありません。ただ現実に起こっていることが淡々と流されるだけです。
(もちろん、映像の取り方や構成などの演出は、うまいなーと思うところもありましけどね。)

最初は、えっ?っていうくらい拍子抜けでした。でも終わったときには想像していたこととはいえ、かなりショッキングな映画だなという感想です。システマティックに作られている野菜も味気ない感じですが、それ以上動物たちをベルトコンベアに乗せてどんどんと解体されていく様はぞっとします。特に牛の扱いはしばらく脳裏に焼きついて離れないかも・・・・近所のお肉屋さんの前を通るたびに思い出しそうです。

今は自分の食生活の中でほとんどお肉を口にすることは無いですが、もっと多感な時期にこの映画を観ていたら、今とは違った観点でベジタリアンになっていたかなぁとも思います。

昔の人々は豚1頭、牛1頭を村や親戚で自分たちで殺して、その命のありがたさを感じながら、食べていたのでしょう。だからお肉を食べるのは特別な日のご馳走だったのでしょう。
なのに今は工場で解体され、スーパーにはもとあった姿を想像できないような状態で、売られています。これでは命のありがたさも感じられないでしょう。また工場でどんどん動物を機械的に殺して、生産ラインに乗せていく・・・・そこまでして食べるものなのか・・・と考えさせられました。

この映画を観て、それでもお肉を食べる人もいるでしょう。でもきっと前とは違う気持ちでお肉を食べるのではないかと思います。
お肉を食べる人も食べない人もこの映画をみて、食卓の上の「命」について考えてみてほしいと思いました。

☆映画予告編




横浜では2週間ほどの上映期間ですが、
これからも全国的にどんどんと公開されていくみたいです。
上映予定はこちら↓↓
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/main/theater.htm